みきブログ~乗り越えてきた壁は誰かの(過去の私の)力になる~

生きることが不器用すぎて、何度も何度も壁にぶち当たったけれど、それでも何とか生きている。何度も泣いて、何度も頭の中がぐちゃぐちゃになって、それでも必ず私は笑顔になれた。それは、必ず救世主がいたから。家庭のこと、学校でのこと、仕事のこと、全部綺麗ごとにはできないからこそ、ありのままを書くことで誰かの勇気とか希望とか笑顔の一粒になったらいいなと思って書いていきます。

2019年の物語の始まりを紐解く

2019年、どんなふうに始まったか覚えていますか?

 

 

 

今年も残るところ

 

あと◯ヶ月

 

なんてよく言うけれど、

 

 

終わりよりも始まりを手繰ることが

 

大切なこともある。

 

 

 

 

 

 

私の2019年の始まりは、

 

 

祖母の初七日の数日後。

 

 

 

 

 

いろんなことがあり

 

2018年年末は、

 

東京と北海道の往復、

 

そして広い北海道の中でも

 

実家と札幌を往復し

 

実家に帰るも泊まるところがない私はホテルに何泊して、

 

転職したばかりの仕事も、欠勤した年末。

 

 

 

お金に余裕があるはずもなく

 

お正月だというのに、

 

何も買う気にならなかった。

 

 

 

 

 

ただ、私は本が好きだ。

 

 

 

 

本屋さんは、夢の国だと、今も思う。

 

 

 

 

 

やっと、やっと、

実家から遠く離れ、

 

絶対にしばらくは帰らないと決めたのに

 

祖母が突然の体調不良、そしてすぐに亡くなったことで

 

帰らざるを得なくなり

 

何度も帰省した。

 

ただ

実家では親と話す気にもなれず

 

親戚とも話す気になれず、

 

あのときの私にできたことは、その場を可もなく不可もなく乗り切ることしかなかった。

 

 

 

 

 

そのとき私は

私は、読書を選んだ。

 

 

 

 

 

これなら、お金もさほどかけず、

 

割とどこでもできる上に

 

楽しめる。

 

 

 

 

 

そこで、地元には一つしかない大きな書店へ。

 

 

 

 

 

 

私の目に留まったのは

 

 

 

「メモの魔力」だった。

 

 

 

 

以前、メモの魔力の著者の前田裕二さんの

 

「人生の勝算」を読んだことがあったけど

 

そのときはその本を好きになれなかった。

 

 

、、、

 

 

 

今ならその理由がわかる。

 

 

 

 

それはさておき、

 

メモの魔力は違った。

 

 

 

さらさら読めてしまい、立ち読みでも十分内容が理解できるほどわかりやすいのに

 

 

なぜか

 

「買わなきゃ」と思った。

 

 

 

 

 

直感。

 

 

 

 

 

でもこの直感は、

 

後に当たっていたということになるのだけど、

 

 

 

それがわかったのは

 

半年以上経ってからだった。

 

 

 

 

2019年、あのとき

 

メモの魔力を買わなかったら

 

 

私は今の苦しみも切なさも知ることはなくて

 

もっと古く

抜け出せることのない

幸せご見えない闇のなかを彷徨っていたかもしれない。

 

 

 

 

 

本を買う。

 

誰でもできる、

 

私でもできる、

 

 

小さな小さなな一歩だった。

 

 

 

2019年、あれが無ければ

 

今はなかった。

 

 

だから、2018年の辛い出来事にも

 

感謝。

 

 

 

 

 

バタフライエフェクトとは、まさにかれかもしれない。