みきブログ~乗り越えてきた壁は誰かの(過去の私の)力になる~

生きることが不器用すぎて、何度も何度も壁にぶち当たったけれど、それでも何とか生きている。何度も泣いて、何度も頭の中がぐちゃぐちゃになって、それでも必ず私は笑顔になれた。それは、必ず救世主がいたから。家庭のこと、学校でのこと、仕事のこと、全部綺麗ごとにはできないからこそ、ありのままを書くことで誰かの勇気とか希望とか笑顔の一粒になったらいいなと思って書いていきます。

私と娘の、17歳と2ヶ月

修学旅行の思い出はありますか?

 

 

高校2年の娘は

昨日から修学旅行へ行きました。

 


小学校の修学旅行

中学校の修学旅行

そして、今回高校の修学旅行

学校で行く修学旅行は

これが最後。

 

 

ついこの前まで

初めて出来たことばかりに目を向けていたけれど

成長すると

「最後の〇〇」も出てくる。

成長は、素晴らしい。

 

 


そして今年は、私にとっては

感慨深いことがたくさんある。

 

 

 


2ヶ月前の17歳の誕生日。

 

私は17歳で娘を産んだので

17歳の誕生日ってなんだか感慨深くて

精一杯のお祝いをした。

 


そして、17歳と2ヶ月弱

娘は最後の修学旅行中。

 


17歳と2ヶ月

実は、私が娘を産んだのは

正確には17歳と2ヶ月だった。

 

そして、高校2年の夏に中退した私は

修学旅行には行けなかった。

 

そこに特に悲しさとかは無くて

周りの友達が修学旅行に行っている時は

私は子育て中で

娘が可愛い過ぎて

修学旅行行けないことに何の感情も無かった。

 

 

北海道の修学旅行の定番は

広島や京都。

海外って高校も最近は多いけど

国内なら広島や京都が多い(多分)。

 

なので、京都に行ったことが無いと言うと

驚かれる。

「修学旅行で行かなかった???」

とよく聞かれる。

 

 

 

話は逸れるけど

最近は、学校制度なんてもう古い、とか

学校なんていっても行かなくてもいいとか

むしろ行かない方がいいとか

無駄だとか

いろんなこと言われてますよね。

 

 

私は、

小学生のころ

いじめられたこともあるし

登校拒否したりもしたし

仲よかった子が突然学校にいけなくなって、担任の先生と一緒に朝お迎えに行ったり

 

高校へ入ると

学校サボったり早退しまくってたら先生に指導室に呼ばれてセクハラされそうになったり

 

大人になってからも、職場の人の子どもが不登校の人や高校辞めたひとが割とたくさんいたりして

 

学校って何なんだろうとよく考えていた。

 

だから、

娘が中学生のころ、

自分自身で不登校や学習不振や反抗期や思春期(所謂、不良といわれるような子どもも含めての)に関していろいろ調べた。

 

 

自分自身が、思春期にいろんな経験をしたから余計になんだけど、

母子家庭だと不登校や学習不振や反抗する不良?みたいなのが多いと言われてしまう。

 

私は、若年で産んだ未婚シングルなので

どこへ行っても、結構世間の目は厳しいのはわかっているし

娘が「母子家庭だから」「あそこの親は若いからね」と絶対に言われないよう

あれこれしてきた。

 

 

また違う記事で書いて行こうと思うけど

不登校も、子どものひどい反抗期も、不良?も、

全部

母子家庭は関係ない。

母子家庭だからなるのではない。

私は未だに

家族とは父親も母親もいなければならないとは

思っていない。

 

私は、自分自身が父親の顔も知らないし

娘も、そう。

だけど、

だからといって何か人よりも劣っているとは思わないし

ハンデを感じたこともない。

 

両親ともがいなくても、かなり立派に育った人もたくさんいる。

 

素敵じゃない人なんていない。

 

で、少し話を戻すと

学校なんていらないとか

不要だって人もいるけど

「学ぶ」だけを考えるといらないのかもしれないけれど

学校は、勉強するための場所ではないと

私は思っている。

 

いろんな人がいて

いろんな大人

いろんな年下

いろんな職業があって

いろんな知識がある

いろんな楽しみがある

そんな場所が、学校。

 

 

だから、行っていいし

行きたくないときは行かなくていいし

合わないなら辞めたっていい。

 

 

そう考えたら

楽になった。

 

 

ただ、親として

学校は行っても行かなくてもいいと考えたなら

 

もし、

娘が学校を辞めたときには

他にどんな選択肢があるのか

そこはリサーチしておく。

(これは、必ずしも他の学校への編入だけではなくね)

そして、娘がそれを必要としたら

咄嗟に話をできるようにしておく。

そこから、娘が調べたりすればいい。

決して全てのレールは敷かないし、

あえて提示もしない。

 

こんなレールもあるよって

言った上で

そのレールを見に行くか、

さらに他のレールがあるか調べるか、

レールなんて見ないでただただ休息をするのか

その判断は

娘のやるべきこと。

 

 

だからこそ、

私はいろんな選択肢を考えるし

私が知らない選択肢を娘が見つけたら

それはとても嬉しいこと。

 

 

高校2年になると

進学のことをよく言われるのだけど

大学でも専門学校でも就職でもない

そんな道を娘は考えていて

私は、そんな娘の話をただただ聞いて

それもいいね!と

言うだけ。

 

 

そして娘はまた考える。

 

 

 

今は、修学旅行を思い切り楽しむ。

 

 

娘は、特定の仲良い子がいるわけではないのに

なぜかずっと修学旅行を楽しみにしていた。

 

仲いい子いないと

特に女子は

グループ決めが大変。

(女子あるある 笑)

仲良い人がいれば、その人とグループ作るけど

仲良い人いないと、余ったとこや足りないとこに振り分けされるから

趣味合わなくてとか

話し合わなくてとかで大変で、、

となりそうなんだけど

 

 

娘の場合は違うようで

 

 

仲良い人がいないから

誰と同じグループでも楽しみで

同じグループになった人の「いいとこ」をよく見つけて

「こんなにみんな楽しいグループ!」と勝手に楽しくする 笑。

 

娘のいいとこは、本当にここだと思うんだけど

人の悪口をまず言わない。

というか、悪いところが見えないんじゃないかな?

常に、自然と、

いいとこ探しをしている。

 

 

「〇〇ちゃんね、よく〇〇って言われてるらしいんだけどね、めっちゃいい子!!」って言うようなのを、よく聞く。

 

 

そんな娘でも

学校行きたくないことが(わりとよく)ある。

 

 

 

そんなときは、だいたい頭痛の症状が出る。

 

何回も病院行ったり

薬もらったりしたけど

 

 

一番の特効薬は

「行きたくないときは行かない」こと。

 

 

 

なので、よく休む 笑

 

 

 

高校なので、単位のこともあるけど

私は、それで単位が無くなってもいいと思っているし、

単位が足りなくなったときにどうするかは娘に任せている。

 

 

娘自身に、直接、

単位が足りなくなったら進級できないって話はした事はないけど

高校生だから、その辺は自分でわかっている。

なので、あえて話題にしない。

 

 

 

そんな娘だけど

修学旅行だけは楽しみで

高校入って直ぐから、修学旅行の話ばかりで

今年入ってからはずっと

「今年は修学旅行だー!」ばかり言ってた。

 

そして、いざ修学旅行。

 

私は夜勤だったので

朝起こせなかったんだけど、

ちゃんと朝3時に起きて(早すぎる)

6時に家を出て

修学旅行へ行った。

 

 

まずは広島の原爆ドームを見て

姫路城見て

宮島へ。

今日は厳島神社

娘から送られてくるたくさんの写真。

そして、今日も朝5時に起きたと、LINE。

楽しんでいるようでなにより。

 

 

 

娘が楽しんでくれていること

それが一番の私の楽しみ。

 

 

 

幸せ。

 

 

 

 

17歳と2ヶ月

もっともっと

楽しい世界を

たくさんみてほしい。

 

 

 

 

そんな、34歳と4ヶ月 笑

 

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