みきブログ~乗り越えてきた壁は誰かの(過去の私の)力になる~

生きることが不器用すぎて、何度も何度も壁にぶち当たったけれど、それでも何とか生きている。何度も泣いて、何度も頭の中がぐちゃぐちゃになって、それでも必ず私は笑顔になれた。それは、必ず救世主がいたから。家庭のこと、学校でのこと、仕事のこと、全部綺麗ごとにはできないからこそ、ありのままを書くことで誰かの勇気とか希望とか笑顔の一粒になったらいいなと思って書いていきます。

思い出すことができた、一番の願い。

あなたの一番の願いは、何ですか?

 

 

 

私は、ずっと

自分の願いとは

「子育てや仕事で成功すること」

だと思っていた。

世間でも、何かにおいて成功すや達成することが評価される。

 

だからこそ、いつも憧れるのは、

子育てしながらバリバリ働く人とか、

自分で大きなことを成し遂げた人とか

たくさんお金稼いでいる人とか

有名になっていく人だった。

 

そんな人を見ていると

羨ましくて

眩しすぎて、、

 

私もそうなりたいのに、

私なりに不器用なりに頑張って生きているのに、

そうなれない自分が嫌で、

葛藤してるんだろうと

ずっと思っていた。

 

 

自分の願いって何?

 

私のしたいことはなに?

 

考えるために、いろんなことをしてみた。

 

 

でも、

自分の願いを考えれば考えるほど

足が重くなって

心が辛くなって

涙ばかり出ていた。

 

 

私の願いって何?

 

 

私は、自分の願いがわからなかった。

 

 

他の人は、当たり前のように

自分の幸せをつかんでいっている

(ようにみえる)

 

私は、16歳で妊娠した。17歳で出産した。

私が子育てをしている10代の頃に、

他の人たちは、

ふざけて、

遊びまわって、

当たり前のように高校を卒業して、

進学して、、

私よりも恵まれた環境でぬくぬく生きているように見えた人たち。

 

 

そんな彼らは、

次々と幸せをつかんでいっていた。

 

正直、悔しかった。

 

私は何を、していたんだろう。

私は、何を頑張っていたのだろう。

そう思った。

 

私も、幸せになりたい。

仕事ができる女になりたい。

一人でも最高の子育てする。

だって、他の人が頑張っていない間に、こんなに頑張ったんだから、私は最高に幸せになれるんだから、もっともっと頑張らなきゃ、、、

 

 

でも、なにをかんばるの???

 

 

そんなこと考えながらもやもやしていた。

 

自分のやりたいことがわからなかった。

 

一番の願いがわからなかった。

 

 

 

こころに、いつの間にかに空いた

ぽっかりとした、穴。

 

 

 

娘の幸せが、願いっていう

そんな綺麗事を言ってみても

どこか苦しくなるだけで、

そんな自分が嫌いで、

涙ばかりが出てきてた。

 

 

 

 

私の一番の願いは何?

 

ずっとわからなかったけど

わかってしまった。

気づいてしまった。

 

 

 

 

私は、ただ、

愛されたい。

 

 

 

 

それだけだった。

 

 

 

 

 

普通に、

 

女の子として。

 

 

 

 

それがわかった途端、

 

あぁ、そうか。

この感情だ。

 

って、すぐにわかった。

涙が溢れた。

 

 

 

 

懐かしい自分の感情を取り戻した感じ。

 

 

 

私、愛されるために産まれてきたんだ。。。

 

 

自分は母親だから、大人だから、一人で子どもを育てなきゃいけないから、

愛されてはいけないと思っていた。

 

17歳で出産したから、絶対に、子どもを守り抜くまでは、

愛されてはいけないと思っていた。

 

 

 

そもそも恋愛や、その先にある行為は

全てが、してはいけないことだと、苦しい事だとおもっていた。

 

 

だから、愛されたいと思ってはいけないと思っていた。

自分の感情を押し殺していた。

 

 

 

私にとって、愛されることは

罪悪感だった。

 

 

 

 

17歳で突然親になって

それまでだって、たいした恋愛なんてしたことなかった。

ちゃんと愛されたこともなかった。

ただただ、

一人になるのが怖くて、

相手の心をつなぎとめておきたいだけに、

行為があって

だから、何をしても、何をされても、

幸せとか、気持ちいいとか

そんな感情なんて持ったことはなかった。

 

 

 

幸せって、なんだろう。

 

 

 

 

抱きしめられているときに

幸せだと思ったことが

あるだろうか。

 

 

 

 

思い出してみても

それはなくて、、

 

 

 

 

でも、本当はいつも

それを追い求めていた。

 

 

 

 

愛されたい。

 

 

 

 

ただ、それだけ。

 

 

 

 

なのにそれを

17歳で置いてきた。

そしてもう絶対に取りに行ってはいけない感情だって思って

見えないところにぎゅーってしまっておいて

 

迷子になって

 

 

 

でも、だれにも助けを求められなくて

自分の感情すらわからなくなって

何がしたいか分からなくなって

毎日毎日泣いていた。。。

 

 

 

 

そもそも、だれも信じられなくなっていた。

 

 

男の人は、絶対に愛してくれないって

思い込んでいた。

 

 

だから、何をされても

悲しさや虚しさが膨れ上がっていた。

 

 

 

でも、

 

もしかしたら、

私を愛してくれる人が

いるんじゃないか

 

抱きしめられて、幸せと感じられる日が

もしかしたら来るんじゃないか

そう、思えただけで涙が溢れてきた。

 

 

 

 

愛されていいんだ、、、。

 

 

 

 

それが一番難しいのは、わかっている。

でも、そう思えたことは、一歩前進だと思えた。

ただ、愛されたいだけなのに、愛してくれる人がいないのも、また辛い。

(いつか現れるよ!という人も、いるかもしれない。でもその言葉は、今の私にとって傷つける言葉でしかないので言わないでほしい)

これを乗り越えた先に

何かがあるかもしれないけれど

いまは、ただただつらい。

 

 

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